台風

お盆の日本を直撃した台風7号。

各地に被害をもたらしましたが、みなさんのお住まいの地域はいかがでしたか？

 

養父市では人的被害こそ無かったものの、道路や田んぼに土砂が堆積するなど、至る所に爪痕が残っています。

 

台風7号が通過した後の林道の様子です。

あちらこちらで斜面が木もろとも崩れていました。

 

今回の台風は被害が広範囲に及んだので、必然的に林道の復旧は優先順位が下がってしまいます。

ただ、私たちにとって林道は現場へ繋がる基幹道路です。

現場作業を止めるわけにはいかないので、できる範囲で障害物を取り除きながら進みます。

なかなか大変な作業ですが、こればかりは仕方がないことです。

 

 

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台風を悪者のように書いてしまいましたが、台風は豊富な水をもたらしてくれるありがたい存在でもあります。

この夏は但馬地域でも酷暑の毎日、加えてほとんど雨が降っていませんでした。

乾燥で葉を落とす木もちらほら、

人も木も水不足になるのではないかとひやひやしていたところでした。

雨を降らせてくれてありがとう、でも災害＋後片付けのおまけつき…。

どう捉えればいいのか、難しいですね。

 

林業は、人の力では到底及ばない自然を相手にする仕事です。

振り回されることもありますが、自然の恵みに感謝しながら、慌てず焦らず自然のように広い心で、今日も安全第一で山に入ります。