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2024.03.29

下を向いて歩こう

暖冬と言いながら、後半は寒い日が多かった今年の冬が終わり、いよいよ春本番。

いろんな生き物、もちろん植物たちも活動を始めています。

 

春と言えばやっぱり花の季節。

サクラも気になりますが、近くの河川敷の土手ではオオイヌノフグリとヒメオドリコソウが満開でした。

淡い青色の小さな花がかわいいオオイヌノフグリは、当組合従業員にも隠れファンが多い植物です。

 

ヒメオドリコソウは一見地味ですが、よく見ると花はきれいな紫色をしています。

花だけ見るとホトケノザとよく似ています。

帰化植物ではありますが、早春に動き出し、個人的には春を感じさせてくれる植物のひとつです。

 

 

 

身近な樹木にもこんな動きが…。

こちらはカブトムシが大好きな木、クヌギのどんぐりです。

最初に土の中で根を伸ばして…

 

根の間から、地上部の幹になる部分を伸ばします。

 

私も発根・発芽の過程をしっかり見るのは初めてです。

何気なく見ている山の立派な木の多くがここから始まったんですね。

みんな苦労して大きくなったんだなあと、少し木を見る目が変わります。

 

満開のサクラを見上げて歩くのも楽しいですが、目線を少し下に向けると、いろんな植物たちが春の姿を見せてくれます。

今年はちょっと気分を変えて、下を向いて歩いてみませんか?

電柱にぶつからないように気を付けて!

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