今日も一日ご安全に！

養父市森林組合では毎月1回、安全パトロールを実施しています。

労働災害防止委員（役員）、職員、安全衛生委員（森林技術者）が、稼働中の現場に抜き打ちで訪れます。

安全パトロールの目的は災害を未然に防止することです。

必要な装備を身に着けているか、安全な手順で作業が進められているか、当日の作業で特に気をつけていることはなにか、現場で起こったヒヤリハットや困りごとはないか聞き取りを行い、問題があれば対策を講じます。

「パトロール」と呼んでいますが、山の中で実際の作業現場を見ながら森林技術者と話せるという意味で、貴重なコミュニケーションの場となっています。

役員のみなさんは普段見ることができない林業の現場や高性能林業機械に興味津々。

森林技術者にとっても、自分が所属するチーム以外の現場作業を見るまたとない機会です。

道具や作業の話で盛り上がることもしばしば…（もちろん安全パトロールはしっかり行います！）。

普段は少し言いにくい困りごとが話題になることもあり、ここで出た意見が新たな取り組みに繋がることも多々あります。

現場と事務所、働く場所が全く違うからこそ、このような場で日々の出来事を共有することが非常に重要だと感じます。

最後は「ご安全に！」と声をかけあい、今日の無事故を祈りながら、パトロール部隊はゆっくり山を後にします。