2024.06.21
生命力
当組合の施設の中に、木材や薪として利用する原木を一時的に保管しておく場所があります。
いつもなら素通りするその場所に何気なく目線を向けてみると…
丸太からなんか生えてる!
付け根を確認すると、間違いなくこの丸太から伸びています。
これは昨年の秋ごろに、とある事業で伐採したサクラの木です。
伐られて半年以上経った今も、新しい枝葉を生み出す力が残っているんですね。
樹木はそれだけ多くの水分や栄養を自分の体に蓄えているということがよくわかります。
懸命に生きようとする、凄まじい生命力です。
人間で考えると切ってもまた生えてくるものは髪と爪ぐらいで、こんな芸当はできませんが、それでも彼らのようにたくましく生きたいと感じます。
個人的に、挿し木でなんとか生かしてあげられたらなとは思っていますが、果たして実現するかどうか…。
この日以降、横を通るたびに水をかけています。